パーキンソン病は、神経系の進行性の障害であり、運動機能に影響を与える病気です。
軽度のパーキンソン病を抱える方は、適切な運動を行うことで、症状の進行を遅らせ、生活の質を向上させることが可能です。
軽度のパーキンソン病の症状
パーキンソン病は、以下のような初期症状が現れることがあります。
1. 震え(振戦)
– 片手や片足、顎などが震えることが多いです。
– 休息時に震えが強くなり、動作中は減少する傾向があります。
2. 動作の遅れ(寡動)
– 動作が遅くなり、動き始めるのが困難になります。
– ボタンをかけたり、字を書くなどの細かい動作が困難になります。
3. 筋肉の硬直(固縮)
– 筋肉が硬くなり、動作がぎこちなくなります。
– 首や肩、背中などが硬直しやすいです。
4. 姿勢の不安定(姿勢保持反射の障害)
– バランスを取りにくくなり、転倒のリスクが増えます。
– 姿勢が前屈みになりやすいです。
軽度のパーキンソン病に効果的な運動
パーキンソン病の運動療法には、以下のような運動がオススメです。
1. 有酸素運動
- ウォーキング
効果:全身の血流を促進し、心肺機能を高めていきます。体力低下を防ぎ筋肉の硬直を防ぎましょう!
方法:毎日20~30分のウォーキングを目標にします。できるだけ一定のペースで歩き、転倒しないように注意しましょう。 - サイクリング
効果:下半身の筋力を強化し、持久力を高めます。ウォーキングに比べ転倒のリスクが少ないのも良い点です。
方法:屋外のサイクリングや室内のエアロバイクを利用します。無理のない範囲で20~30分間行います。乗り降りには気を付けてください。
2. 筋力トレーニング
- スクワット
効果:下半身の筋力を強化し、バランスを改善します。
方法:肩幅程度に足を開き、ゆっくりと膝を曲げてスクワットを行います。3セット、各セット10回を目安に行いましょう。 - プッシュアップ(腕立て伏せ)
効果:上半身の筋力を強化し、姿勢を改善します。
方法:腕立て伏せの姿勢を取り、ゆっくりと体を上下させます。3セット、各セット10回を目安に行います。体を支えられない場合は四つん這いの状態で腕立て伏せを行っても大丈夫です。
3. ストレッチと柔軟運動
- 首と肩のストレッチ
効果:筋肉の硬直を緩和し、可動域を広げます。
方法:首や肩をゆっくりと回したり、伸ばしたりします。各方向に10~15秒間キープし、3回ずつ行います。 - 腰と脚のストレッチ
効果:腰や脚の柔軟性を高め、歩行をスムーズにします。
方法:床に座り、片足を伸ばして前屈します。10~15秒間キープし、左右交互に3回ずつ行います。
4. バランス訓練
- 片足立ち
効果:バランス感覚を改善し、転倒のリスクを減らします。
方法:片足を上げてバランスを取ります。10~15秒間キープし、左右交互に3回ずつ行います。壁に寄りかかって行ったり、歩行器を使用しながら行っても良いです - ステップ運動
効果:バランスと協調性を向上させます。
方法:低いステップ台を使い、片足ずつ上がったり下がったりします。各足で10回ずつ、3セット行います。
軽度のパーキンソン病の方はなるべく体を動かしましょう!
パーキンソン病の症状を軽減し、生活の質を向上させるためには、適切な運動とリハビリテーションが欠かせません。当店では、理学療法士があなたをサポートし、最適なリハビリプログラムを提供します。
お客様の声
実際に当店で運動したお客様から、喜びの声を頂いてます。以下は、変形性膝関節症の緩和に成功したお客様の事例です。
ケーススタディ:大橋様(56歳、女性)
大橋様は18年前(38歳の時)に神経系のパーキンソン病になったそうです。まだまだお若い30代でパーキンソン病になり、その時のショックは相当だったと仰っています。よく躓いてしまう、足が出にくいなど上手く動けなかったり、薬の副作用で体が震えたり、いろんなことに悩んでいらっしゃいました。
運動は軽めのものからスタートしましたが、今では体幹トレーニングや有酸素運動をがっつりこなされます。途中、体重が急激に落ち不安を吐露されていましたが、「ここで運動してるから今の状態を維持できます」と仰っていただいています。
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ご予約・お問い合わせ
ご予約やご不明な点がございましたら、下記のフォームまたはお電話でお気軽にお問い合わせください。
家族や介護者のサポート
パーキンソン病の患者さんのリハビリテーションには、家族や介護者のサポートが不可欠です。家族が積極的に関与することで、患者さんのモチベーションが高まり、リハビリの効果が向上します。
病院でのリハビリ期限が過ぎた後、なかなか自己流で運動を行うのも大変です。一度、ぜひ、当店での運動を勧めてあげてください。宜しくお願い致します。